アルゼンチン共和国杯

【レース概要】

東京競馬場:芝2500m
3歳以上・オープン・GII(ハンデ)

1963年に創設。名称や競馬場の変遷をへて、1984年に現行の条件として開催されるようになった。ハンデ戦ではあるもののジャパンCの
ステップレースとして出馬する馬も多く、レベルの高いレースも多くみられる。

■参考:東京競馬場 芝2500mの傾向

【過去のデータ分析】
※過去31年分

1.人気別成績

[分析]
ハンデ戦ながら人気上位馬がそのまま好走している。ただし、4番人気に関しては勝ち鞍がなく、人気薄も台頭したりと波乱含みのレースでもある。

2.馬番別成績

[分析]
距離が特殊なだけにロスなく周回できる内枠が有利。勝ち馬のほとんどが中枠よりも内となるので、内枠の馬に関しては評価はやや上がる。

3.脚質別成績

[分析]
2500mと距離は長いが隊列も縦長になることが多く、極端な後方待機策やマクル競馬は厳しくなっている。基本は前に馬を置いて、ロスなく追走する先行馬が中心。

4.前走着順別成績

[分析]
前走の着順についてはここではアテにはならず、どこからでも馬券に絡んでくる。

5.前走競馬場別成績

[分析]
東京、京都組を中心となるが率に関しては阪神組が最も優秀で出走してきたならば注目したい。

6.馬体重別成績

[分析]
馬体重に関しては顕著なデータはなく気にしなくてもいいと言える。

7.年齢別成績

[分析]
4歳馬が中心だが3~6歳までなら狙える。高齢になるにつれて成績が落ちていくので7,8歳馬は基本切ってもいい。

8.前走レース別成績(TOP10)

[分析]
前走に関してはハイレベルな一戦でなくともハンデ差を活かして好走する馬も多く、あまりアテになるデータではないものの前走重賞を使った馬は注目したい。

9.種牡馬別成績(TOP10)

[分析]
タフな競馬になりやすいので瞬発力よりもスタミナある種牡馬がよい。

10.斤量(ハンデ)

[分析]
ハンデ戦ながら59kgまでなら重たい馬の方が成績が優秀。51kg以下の軽斤量馬は馬券にこそ絡めても勝ち鞍はない。

11.結論
古馬入りしてもこの距離は特殊でロスなく競馬できる内枠が圧倒的に有利。勝ち馬のほとんどは3番人気以内だが、連下には人気薄の台頭も多く波乱含みのレースと言える。前走の着順は気にしなくてよい。斤量は59kgまでなら重い方が実績通り好走しているので信頼してもよい。