【レース概要】
京都競馬場:芝1600m
2歳・オープン・GII(定量)
1966年に創設。開催場所や距離はこれまでに何とか変遷してきたが、1997年からは今の条件、2001年には現在の名称となった。暮れの阪神JFと朝日杯FSの前哨戦としてハイレベルな2歳が繰り広げられる。2歳王者、女王を占う上で重要な一戦。
■参考:京都競馬場 芝1600m外の傾向
【過去のデータ分析】
※過去21年分
1.人気別成績
[分析]
2歳戦で波乱もありそうだが暮れの阪神JFや朝日杯FSを目指す馬たちの戦いだけあって2桁人気馬の台頭はなく、出走数の兼ね合いもあるが9番人気以内で馬券が完結している。特に1番人気が強いレースとも言え、前走の内容次第では信頼していい。
2.馬番別成績
[分析]
1枠1番が圧倒的な成績だが枠順による有利は不利はすくない印象で脚質と馬番枠順の組み合わせを見て判断したい。
3.脚質別成績
[分析]
外回りとはいえ、平坦な京都コースだけに前にいる馬が断然有利で後ろに行くほど成績が悪くなる。基本的に前に行く馬から買いたい。
4.前走着順別成績
[分析]
前走に関しては基本1着馬が圧倒的な成績で、2着以下の馬は基本連対までと考えていい。
5.前走競馬場別成績
[分析]
関東出走組の成績が案外な一方、地方やローカル開催組から参戦してきた馬の成績は優秀で出走してきた場合は要注意。
6.馬体重別成績
[分析]
馬体重に関しては顕著なデータはなく極端に軽い、重い馬体重でなければ気にしなくてもいいと言える。
7.年齢別成績
[分析]
2歳戦ですので要素はありません。
8.前走レース別成績(TOP10)
[分析]
新馬、未勝利組が馬券の半数を占めるが未勝利組の率はやや落ちる。出走数は少ないが重賞組や野路菊S組の成績は安定しており、出走してきた場合は注目したい。
9.種牡馬別成績(TOP10)
[分析]
アグネスタキオン産駒が非常に優秀。一方でディープインパクト産駒は過去に5頭出走しているが2着2頭、3着2頭と複勝率は高いののひと息つく印象。
10.結論
素質ある人気上位馬がそのまま結果を残す。出走頭数が少ないということもあるが馬券全てが9番人気以内の決着でおさまっており極端な人気薄を狙う必要はない。脚質は前に行ける馬ほど有利で、前走レースに関しては地方競馬やローカル開催組から勢いある馬には特に注目したい。