【レース概要】
阪神競馬場:芝1400m
3歳以上・オープン・GII(定量)
2006年に創設。スプリンターやマイラーが集結するレースでかなりの強豪が集う。暮れの阪神を賑わすスーパー2Gとも呼ばれ注目の高いレースとなっている。また、リピーターも多い傾向があり過去に好走した馬が出走した場合は注意したい。
■参考:阪神競馬場 芝1400mの傾向
【過去のデータ分析】
※過去12年分
1.人気別成績
[分析]
勝率に関しては8番人気が4勝、複勝率に関しては5番人気が50%と波乱含みのレース。2桁人気の優勝馬はなく、軸馬の選定は1桁人気の馬から選定したい。
2.馬番別成績
[分析]
馬番に関しては内外でそれほど有利不利はないが、馬場が荒れているので外枠がやや有利。特に13番に関しては複勝率50%と注目したい。
3.脚質別成績
[分析]
阪神の最終週に行われるので馬場が荒れており差し馬が圧倒的な成績を残す舞台。それでも後方からの一気は難しく、ある程度のポジションをキープできる馬を軸に選定したい。
4.前走着順別成績
[分析]
前走着順に関しては掲示板内外問わずどこからでも巻き返せる舞台で、前走の着順よりもレース内容を重視したい。
5.前走競馬場別成績
[分析]
京都からの参戦組が中心的な存在。一方で、同じ競馬場の阪神組は不振で軸の選定時には注意を払いたい。
6.馬体重別成績
[分析]
斤量に関してはある程度馬格がある馬ほど成績がよく、極端に軽い馬に関しては軽視してもよさそう。
7.年齢別成績
[分析]
中心は4~6歳馬。高齢馬でも好走しており無下に切ることはできない。ただ、8歳以上の馬に関しては馬券に絡んでおらず該当する馬がいる場合は割引いた方がよい。
8.前走レース別成績(TOP10)
[分析]
スーパーG2と呼ばれるレースだけあって条件やOPからの参戦組は厳しく、ハイレベルな重賞組がそのまま好走する傾向にある。
9.種牡馬別成績(TOP10)
[分析]
切れる脚を持つ産駒の活躍が目立つものの多彩な種牡馬の産駒が活躍している。
10.結論
人気に関してはあまりあてにならず中波乱傾向にあるレース。ただ、勝ち馬に関しては1桁人気以内から輩出されており軸馬に関しては1桁人気から選定したい。枠や脚質は馬場が荒れてくるので外枠の差し馬が有利。前走の着順に関しては不問で、馬体重に関してはある程度馬格のある馬が好走している。前走レースに関しては条件やOP組は厳しく、重賞組が最低条件といったところ。