【レース概要】
阪神競馬場:芝1600m
2歳・オープン・GI(定量)
1949年に創設。条件や名称の変遷が何度かあり、2010年から現在の条件になった。来春のクラシック候補が集結する舞台で、クラシック戦線を占う上で非常に重要な一戦となる。
■参考:阪神競馬場 芝1600mの傾向
【過去のデータ分析】
※過去17年分
1.人気別成績
[分析]
今後のクラシックの主役を担う馬たちが集結するが、まだ2歳のそれも牝馬限定戦ということで1番人気の信頼度は勝率3割、複勝率5割と及第点。しかし、勝ち馬に関しては8番人気以内からと極端な穴馬の激走は少ない。
2.馬番別成績
[分析]
馬番に関してはそれほど顕著な差異はないものの1枠2番の成績が優秀。ただ、それほど有利不利はないのであまり考える必要はなさそう。
3.脚質別成績
[分析]
逃げ馬の勝利はないものの逃げ馬の残り目に注意が必要な舞台。差し・先行が中心で好位からスムーズな競馬が出来る馬の活躍が目立つ。
4.前走着順別成績
[分析]
大きな舞台だけに前走で馬券になった馬が最低条件。4着以下からの巻き返しもあるがかなり少なく前走で好走した馬から軸を選定したい。
5.前走競馬場別成績
[分析]
基本は東京、京都組が主軸路線も札幌や函館組からの直行で勝利した馬もいるので該当する馬がいる場合は注目したい。
6.馬体重別成績
[分析]
馬体重に関しては率は440~479kgがいいものの、顕著な差異はないのであまり気にする必要はなさそう。
7.年齢別成績
[分析]
2歳戦ですので要素はありません。
8.前走レース別成績(TOP10)
[分析]
基本は重賞組がGIの舞台でも力を見せるが、黄菊賞や新馬戦などからの下位クラスからでも結果が残せる舞台で前走のクラスよりも内容を重視したい。
9.種牡馬別成績(TOP10)
[分析]
種牡馬に関しては様々な産駒が活躍しており顕著な傾向はみられない。
10.結論
人気に関しては2歳戦ということで1番人気の信頼度はやや落ちるが、勝ち馬は全て8番人気以内から勝ち馬に関しては極端な穴馬はこない。しかし、連下に関しては2桁人気馬も台頭するので点数は絞りすぎない方が良い。枠に関しては1枠2番の活躍が目立つが大きな差異はない。差し馬が圧倒的な舞台で逃げ馬には厳しい舞台。前走の着順は馬券内が最低条件も、大幅な巻き返しをする馬もいるので内容次第では巻き返しも。