【レース概要】
京都競馬場:芝1600m
3歳以上・オープン・GI(定量)
1984年に創設。春に行われる安田記念と同様にマイル王を決定するレースだが、マイルCSの方が路線が多岐に渡り多彩なメンバーでレースが行わることが多い。
■参考:京都競馬場 芝1600m外の傾向
【過去のデータ分析】
※過去25年分
1.人気別成績
[分析]
波乱はあるものの上位4人気以内が奮闘している印象。1番人気に継ぐ4番人気の活躍が目立つ。馬券の中心は上位陣から選択し、連下は手広くいくのがお勧め。
2.馬番別成績
[分析]
馬番(枠)による有利不利は顕著なものはないが中枠の成績が突出しており、実績や能力の高い馬が入った場合は注目したい。
3.脚質別成績
[分析]
平坦な京都コースだけに外回りとは言え追い込み馬には厳しい。一方、逃げ馬の成績はかなり優秀で人気薄の台頭もあり警戒が必要。馬券の中心は好位をロスなく立ち回れる先行・差し馬となっている。
4.前走着順別成績
[分析]
前走に関しては1、2着馬がそのまま好調をキープして好走している印象。ただし、掲示板外に敗れた馬も適性条件に戻すことで大幅な巻き返しを見せることもあり前走の着順による割引は控えた方が良さそう。
5.前走競馬場別成績
[分析]
率で言うと中山からの参戦が優秀。逆に阪神や京都組の成績は芳しくない。一部の例外はあるがローカルからの参戦馬には厳しく、基本は中央4場と海外組から選定したい。
6.馬体重別成績
[分析]
馬体重に関しては440~539kgが中心的な存在。極端に重い馬は厳しいが、馬格があるほど優秀な成績を収めている印象。
7.年齢別成績
[分析]
カンパニーの例外を除けば7歳以上には厳しい結果が残る。馬券の中心は3~6歳だが、特に注目したいのは充実一途の4、5歳馬。
8.前走レース別成績(TOP10)
[分析]
距離短縮、距離延長など多岐に渡る前走レース。前走レースの格がそのまま成績に反映される印象。
9.種牡馬別成績(TOP10)
[分析]
ディープインパクト産駒が得意とする舞台で成績にも残っている。スタミナ豊富な馬よりも瞬発力が高い馬が有利。
10.結論
上位人気馬が堅調なものの波乱も十分考えられるレース。基本は中枠の先行・差し馬を馬券の中心としたいが、穴をあけるとすれば逃げ馬。人気薄でも活躍しているので馬券購入の際は押さえておきたい。前走に関しては格の高いレース組が堅調なものの、関西組の成績が低調。年齢に関しては7歳以上は大幅な割引材料となる。