武蔵野S

【レース概要】

東京競馬場:ダ1600m
3歳以上・オープン・GIII(別定)

1996年に創設。創設当初とは時期や距離が違うが2000年からは現在の条件となり、優勝馬にはチャンピオンズCの優先出走権が与えられる。チャンピオンズCの前哨戦としてダートのスターホースが集うレースで注目したいレース。


■参考:東京競馬場 ダ1600mの傾向

【過去のデータ分析】
※過去17年分

1.人気別成績

[分析]
中波乱はあるものの勝ち馬は全て1桁人気以内から。連下に関しても2桁人気の台頭は少なく、比較的上位人気の組み合わせで決着する傾向が強い。

2.馬番別成績

[分析]
通常は外枠が有利なコース形態も大きな有利不利は見られない。タフな一戦となるだけに内に入った馬の評価はやや上がるが、外枠でも割り引く必要はなさそう。

3.脚質別成績

[分析]
勝率は逃げ馬が抜けているが、先行・差し馬が中心となる。東京コースだけに追い込み馬もそれなりに活躍しているが4角時点である程度のポジションにつけていないと厳しい。

4.前走着順別成績

[分析]
馬券の中心は前走で掲示板内に好走した馬から。勝率は1着馬からの連勝が目立ち、掲示板外からの巻き返しは薄い。

5.前走競馬場別成績

[分析]
小倉の例外はあるが基本的にローカル組からの参戦は厳しく、中央もしくは地方競馬組の馬券の中心となる。

6.馬体重別成績

[分析]
馬体重に関しては顕著なデータはなく気にしなくてもいいと言える。

7.年齢別成績

[分析]
極端なデータになっているが3、5歳馬の活躍が目立つ一方で4、6歳馬は苦戦している。ただ、馬券内に関してはそこまで大きな差はないので必要以上に割り引く必要はない。

8.前走レース別成績(TOP10)

[分析]
前走レースに関してはバラつきが大きく顕著なデータは残っていないが、グレードが高いレースを経験した馬の複勝率が高いので出走時は狙ていきたい。

9.種牡馬別成績(TOP10)

[分析]
種牡馬に関してはキングカメハメハ産駒が苦戦している。ケイホームやプリサイスエンド産駒が好走しているので出走してきたときには注目したい。

10.斤量

[分析]
別定戦なのでハンデ戦ほど顕著なデータはないが55kg以下で出走する馬がいる場合は注目したい。

11.結論
まず人気別着順を見ても2桁人気の勝利はなく連対率も低いので実績上位の人気馬を中心に考えてよい。前走に関してはレースレベルが高いのに越したことはないが、それ以上に掲示板内に入線しているかが肝要で状態のいい馬が引き続き結果を出す印象。馬齢に関しては、3歳馬が断然なので出走時には注目したい。