投資を目的に馬券を購入するのであれば自動購入は必須
今から約10年前に「馬券裁判」があったのは記憶にあると思います。最終的には男性の主張通り、はずれ馬券を経費として計上することで裁判(最高裁)で決着しました。
そもそも外れ馬券は経費にならないのか?
競馬においては、「競馬の払戻金は『一時所得』なのか、『雑所得』なのか」という問題が最大の争点となっている。
(一時所得)
・「給与所得」(サラリーマンの給料、賞与など)や「事業所得」(製造業、小売業、サービス業、農業など各種事業に基づくもの)、「譲渡所得」(土地建物やゴルフ会員権といった資産の譲渡に基づくもの)など、典型的な8種類の所得に該当せず
かつ
・「営利を目的とする継続的行為から生じた所得以外」で「労務その他の役務又は資産の譲渡の対価としての性質を有しないもの」
(一例)
・競馬や競輪の払戻金
・懸賞や福引の賞金品
・生命保険の一時金や損害保険の満期返戻金
・賃貸物件の立退料
・売買契約解除時の手付倍戻し
・落し物を拾って届けた者が落し主から得る報労金
・法人から贈与された金品(個人からの場合は贈与税)
(雑所得)
・以上の9つの所得のいずれにも当たらないもの
分かりやすく言うと、
「一時所得」は、単発的な収入であり営利を目的としていないのではずれ馬券を経費として計上できない。
一方で、
「雑所得」は、「営利を目的とする継続的行為から生じた所得」ということであれば雑所得となり、外れ馬券の購入費も経費として認められるものである。
つまり、競馬場に赴いてパドックや新聞等を見ながら購入したり、単発的に購入する馬券はネット購入、現地購入に関わらず、「一時所得」となり税金が発生する可能性がある。その一方で、「営利を目的とする継続的行為」つまり、馬券の自動購入かをすれば税金は払う必要があるものの、はずれ馬券を経費として計上できる。
レースを厳選してしまうと「継続的に」というところに反し、一時所得扱いにされてしまうので②の全レースを毎回手動で購入することは現実的ではない。
自動購入方法
①自作する方法
ある程度プログラミンが出来れば、参考サイトは多数あるので自作してみては?
②専門ツールを購入する。
プロのプログラマーが作成した、自動購入ツールを購入する。
ちなみに馬券裁判で男性が使用していたのが以下の「馬王X」と呼ばれるツールだったそうです。
馬王Xとは?
プログラミングの必要はなく、プロが作成したツールであり儲けるための機能が沢山あります。
しかも、自分で馬券購入のアルゴリズム(馬券購入のルール)を設定できるので、アルゴリズムさえ設定してしまえば、あとは自動で「馬王X」が購入し、資金を増やしてくれます。
実際の画面がこちら