【2025年12月】新生・阪神競馬場
現地観戦・完全攻略バイブル

2025年春にリニューアルオープンした阪神競馬場。スタンドが美しく生まれ変わってから初めて迎える12月開催です。
阪神ジュベナイルF、朝日杯FSと、来年のクラシックを占う重要な2歳G1が続くこの季節。新しくなった施設を堪能しつつ、寒さに負けずに楽しむための「現地民の知恵」を凝縮しました。

1. 仁川駅直結！地下通路と「魔の踏切」

阪神競馬場の最寄りは阪急今津線「仁川（にがわ）駅」です。大阪梅田からも神戸三宮からもアクセス抜群ですが、G1デーは罠があります。

🚃 アクセス攻略法

• 行き（地下通路）：
  駅改札から競馬場正門までは、専用の地下通路（サンライトウォーク）と動く歩道で直結しています。雨の日でも濡れずに行けますが、G1当日の朝は非常に混雑します。
  ★裏技： 混雑時は地下に入らず、地上の道路（「さらら仁川」横）を歩いた方が空気も美味しく、意外と早く着くことがあります。
• 帰り（臨時改札）：
  メインレース終了後、仁川駅の「臨時改札口」が開放されます。ここを使うとホームへ直接アクセスできます。大阪（西宮北口）方面へ帰る人は、ホームの前方（宝塚寄り）まで進むと比較的空いています。

2. 新スタンド＆パドックの「見るべき場所」

リニューアルで快適性が増した阪神競馬場。特に注目すべきビュースポットを紹介します。

3. 関西だし文化の極み「必食グルメ」

阪神競馬場のグルメレベルはJRA随一。「粉もん」と「出汁」の文化が爆発しています。

🍜 伝説の「かすうどん」

場所： フードコート（KASUYAなど）
阪神に来たらこれを食べないと始まりません。「油かす（牛のホルモンを揚げたもの）」が入ったうどんです。外はカリカリ、中はプルプルの油かすから出る旨味が、関西風の出汁に溶け出して絶品。七味を多めにかけてどうぞ。

🍛 宝塚カレー

場所： 場内レストラン・売店
お隣の宝塚ホテルの味を受け継ぐ（あるいはインスパイアされた）カレーも名物。上品ながらコクのある欧風カレーは、カツカレーにすると最強の勝負飯になります。

🥤 ミックスジュース

場所： ドリンク売店
関西の喫茶店文化。歩き疲れた体に、濃厚なフルーツの甘みが染み渡ります。冬でも飲みたくなる味です。

4. 六甲おろし対策とG1当日の立ち回り

12月の阪神は、想像以上に寒いです。六甲山から吹き下ろす「六甲おろし」を舐めてはいけません。

📅 12月の主要レース日程（2025）

🎁 12月限定イベント・グッズ

• カレンダー配布： 中京・中山同様、阪神でも配布があります（日程要確認）。配布場所は正門付近が多いです。
• クリスマス装飾： セントウルガーデンやパドック周辺がイルミネーションで彩られます。最終レース後の夕暮れ時はとてもロマンチックです。