チャンピオンズC

【レース概要】

中京競馬場:ダ1800m
3歳以上・オープン・GI(定量)

1995年に創設。東京、阪神、そして現在の中京と開催場所や条件が何度か変遷し、2014年からは現在の条件に定着。中央競馬におけるダートGIは2月のフェブラリーSとこのチャンピオンズCのみで砂王決定戦として注目度は高く、ダート一線級の激しいレースに注目したい。


■参考:中京競馬場 ダ1800mの傾向

【過去のデータ分析】
※過去17年分

1.人気別成績

[分析]
1番人気勝率は約35%ながらも複勝率は75%を超えており軸としての信頼度は高い。しかしながら、伏兵の台頭も多く2桁人気馬の勝利や連対なども多く、馬券を購入する際は人気薄の馬にも気をつけたい。

2.馬番別成績

[分析]
馬番(枠)に関しては中枠の成績が優秀なものの、開催地が短期間で変わっているのであまり参考にはならず顕著な傾向も出ていないので、あまり気にする必要はなさそう。

3.脚質別成績

[分析]
逃げ・先行馬が非常に優秀な舞台ながらも、差し・追い込み馬に関しても力さえあれば台頭できる。人気薄の台頭は逃げ・先行馬に集中しているので警戒したい。

4.前走着順別成績

[分析]
前走の着順に関しては2桁着順からの巻き返しは皆無。前走で馬券になった馬の成績は優秀で、基本はここから選定したい。

5.前走競馬場別成績

[分析]
路線に関しては中山、阪神を除く中央2場と地方組が中心。その他に関しては非常に厳しく東京、京都、地方組から軸を選定したい。

6.馬体重別成績

[分析]
馬体重に関しては率は440~479kgがいいものの、勝ち数や勝率に関しては500kg以上の大型馬が優秀。馬体重はあまり気にしなくてもいいが大型馬の信頼度は高い。

7.年齢別成績

[分析]
3歳~6歳馬が中心的な存在。7歳以上の馬に関しては一気に成績が落ちるので余程のことがない限り、割り引いても問題ない。

8.前走レース別成績(TOP10)

[分析]
主要路線はJBCクラシックか武蔵野S組から。地方路線であればGI、東京・京都は重賞であれば好走に期待できる。

9.種牡馬別成績(TOP10)

[分析]
種牡馬に関しては様々な産駒が活躍しており顕著な傾向はみられない。

10.結論
1番人気の勝率は約35%と少々頼りないが、複勝率は75%を超えており軸としての信頼度は高い。ただし、伏兵の台頭も多く馬券を極端に絞ることは禁物。脚質は逃げ・先行馬が非常に優秀で、人気薄を買う場合もこの点に気をつけたい。前走着順は馬券内なら好走に期待が持て、10着以下からの巻き返しは皆無。馬体重はそれほど気にする必要はないが、熾烈なレースになるだけあって500kgを越える大型馬はプラス材料。