今年の菊花賞は牝馬3冠を達成したアーモンドアイのような注目馬はおらず混沌としています。良くも悪くも実力が拮抗しているので非常に白熱したレースを楽しめる一方、馬券購入をする方にとっては悩ましいレースでもあります。今年に限っては過去の統計にあてはめにくいメンバー構成かもしれませんが、以下に近10年の過去データを掲載しますので参考にしてください。
1.人気別成績
2.馬番別成績
3.脚質別成績
4.レース間隔別成績
5.前走着順別成績
6.前走着差別成績
7.前走レース別成績
8.種牡馬別成績
【短評】 菊花賞の傾向
1番人気が強いものの連下には人気薄の台頭も多く難解なレースとなる。馬番についてはロスなくレースが出来る内枠が圧倒的に有利なものの、逃げ馬には厳しいデータが残る。また、直線が短いので追い込み馬も同じく活躍が難しく、好位をロスなく追走できる先行、差し馬が中心。ゴールドシップのようなスタミナ豊富な馬であればマクリ切ることが出来るが相当難しい。レース間隔についてはトライアルの兼ね合いもあるが中4週の神戸新聞杯組が圧倒。前走の着順に関しては、勝ち馬に関しては負けこそしても3着以内から。着差に関しても負けが0.5秒差以内であれば巻き返しも十分可能。種牡馬に関しては活躍が目立つディープインパクト産駒は、この条件では一転して評価は下がる。スタミナが問われる消耗戦になるので切れ味鋭い馬より長く良い脚が使える馬を狙っていきたい。