牝馬で無敗2冠馬は史上1頭のみ
まず、無敗でオークスを制した馬は過去に5頭いる。
1943年クリフジ
1946年ミツマサ
1957年ミスオンワード
2006年カワカミプリンセス
2019年ラヴズオンリーユー
しかし、無敗で桜花賞・オークスと制したのは1957年のミスオンワードただ1頭のみ。近年において3冠を成し遂げたアパパネやジェンティルドンナ、また決め手が鋭くファンも多かったブエナビスタですらオークス勝利に至るまでに敗戦を喫している。桜花賞から距離が一気に800mも伸びるので3歳牝馬には非常にタフなレースで適応できるかがポイントとなるレース。しかしながら、デアリングタクトの前走桜花賞での豪快な末脚を見れば63年ぶりの快挙の瞬間もそう遠くはないと感じた。